「安全」に取り組む社内向けの情報になります。
安全について興味のある方は社内外問わず、ご覧下さい。
私たちが働く名古屋中央卸売市場本場では、毎日たくさんのトラックやトレーラーが行きかいます。
また、主な活動時間帯が深夜0:00~6:00になるため、あたりは暗い場所があり危険です。
もちろん、私たち株式会社丸高も例外はありません。
そこで、もっと安全にそして事故を0に近づける役割を担い、当社には安全管理委員会が発足しました。
2021年8月から安全についての取組がはじまり、2022年から組織立てての活動開始。
「今さら?」「意味あるのか?」そのような疑問を持つ方もきっといたことでしょう。
しかし、我々の目的は事故を無くし、働くみんなの生活をより良くすること。
それを成し遂げるための重要なステップだと考え、現在2期目の委員活動となります。
安全管理委員会といっても一体何をしているの?
委員活動に興味が無ければ分かることもありません。
でも、これから紹介する内容を読めば3分で分かります!
それでは次にご説明をいたします。
安全管理委員会って一体どんな活動をしているの?
委員会の主なテーマは2つ
- 継続的な事故防止の体系化
- 部門の枠を越えた協力体制作り
それでは一つずつご説明します。
継続的な事故防止の体系化
2021年度に発生した車両事故の履歴です。
(※実際とは異なります。分かりやすく変更した数値です)
- 3月 1件
- 4月 0件
- 5月 2件
- 6月 0件
- 7月 3件
- 8月 0件
- 9月 1件
- 10月 0件
- 11月 1件
- 12月 0件
- 1月 1件
- 2月 0件
事故が発生した翌月は意識が高いのですが、その1ヵ月が過ぎると再発。
これが我々が解決する課題①になります。
継続的な事故防止をするには、どうしよう?
このような課題を皮切りに1年間取り組み、出した結論は「全従業員の意識向上」です。
そこで取り組んだ履歴を一部記載します。
- 毎月の定例会議にて課題の追求と対策
- 各現場事務所への啓蒙ポスター掲示
- 定例会議の議事録をポスターに拡大印刷し、社内に掲示
- 各現場での朝礼に安全項目の組み込み
このような取り組みを実施して、前年よりも事故を減らすことができました。
1月.2月の安全啓蒙ポスター
部門の枠を越えた協力体制作り
弊社では、各部門が市場内の特定場所で活動をしています。
そのため、当日の事故を知っても従業員全員が知ることはありませんでした。
それはなぜか?
同じ敷地内を運転しているのに他人事として捉えていたからです。
これを正常性バイアスと言います。
よくあるパターンは↓です。
「まわりが事故を起こしても、僕は大丈夫!
だから共有の必要なんてない!」
このような考え方です。
大丈夫なワケがありません。
自分が起こさなくても巻き込まれることがあります。
「〇〇の場所で事故が起きた!」と知ることができれば、そこに対して注意するようになります。
事故情報をキャッチした!
さぁ、どうやって全員に伝えよう?
現在は、安全管理委員限定のグループにて事故発生時(自社/他社問わず)は共有し、各現場での注意喚起として取り組んでします。
安全管理委員は口うるさく、ときに寄り添う「親の役割」
部門を代表する委員の主なテーマは2つ
- 事故を減らす指導・発信を行う
- 自らの確認不足、ルール無視による事故を発生させない
役割を簡単に説明すると
シンプルにこれだけです。
決して、好まれるような役どころではないかも知れません。
言い換えるなら、僕らに反抗期があった中学生のころ、親や先生から口うるさく言われた体験を思い出してください。
思い出せましたか?
反抗期はなかったからなぁ~等の論はなしでお願いします。
ちょっと口うるさいなぁ~と思っていた先生のような立ち位置で、所属部門での活動をお願いします。
これからの委員活動について
私たちは2021年度から2022年度にかけて、「事故」防止を真剣に取り組み始めました。
その結果、車両事故や貨物事故を大きく減らすことに成功しています。
(※情報の性質上、数値詳細は省く)
それは、委員のあなたと、まわりのみんなが協力してくれた結果です。
2023年度も、もっと上を目指してみんなの幸せにつながる行動をやっていきましょう!
株式会社 丸高
安全管理委員会